ときめきを追いかけて。

地に根を張る年。

本への愛を語ってみる。

 

本が大好きだ。

基本的にどんなジャンルでも読むけれど、やっぱりいちばんのお気に入りは森博嗣さんの作品。もうアートだもんね。全てが素晴らしい。作品内での完結の仕方。シリーズ内での完結の仕方。シリーズをまたがっての完結の仕方。それぞれのキャラクターの物語が紡がれ絡み合っていく様子はもうほんとうに芸術的で鳥肌がたつほど。

とりあえずミステリー/推理小説全般が好き。血の気が多いものではなく、もっと知的なもの。だから、森博嗣さんが、アガサ・クリスティが、はやみねかおるさんが、勇嶺薫さんが、霧舎巧さんが、大好き。探偵と一緒に謎を解いていくのも、ただ単純に物語として楽しむのも、サイドストーリーを想像するのも、全部楽しい。だから何度でも読む。たとえトリックがわかっていても読む。次のページで誰が何を言うかわかっていても読む。現に森博嗣さんのS&Mシリーズは頭の中に少しずつ本ができ始めている。それでも、好きだ。このときめきが消えることはきっとないんだろうな、と思う。回数じゃないんだろうね、きっと。

電子書籍にはできない“消える短編小説”付きのミステリー「生者と死者」 - インターネットもぐもぐ

上のブログで紹介されていた『生者と死者』と、永遠の名作『ドグラ・マグラ』を次に読みたい。他にもおすすめのミステリー/推理小説があったら教えてほしい。

 

穂村弘さんと土屋礼央さんの名前も出した。このふたりはそれぞれ独特の世界観を持っている。星新一さんの良さも高校生になってみてようやくわかったけれど、個人的には穂村弘さんが好みだ。土屋礼央さんはとにかくおもしろい。頭の中を覗き見した気分になれるのが楽しくて仕方ない。

 

「食堂かたつむり」「西の魔女が死んだ」「夏の庭」の3つはわたしの中できっとずっと残り続ける名作だ。とにかく描写が繊細で美しい。その物語の中に入った気分になる。読み終わってもしばらく余韻に浸っている。それぞれの物語がどう進むかわかっているのに、泣く。わかっているからこそ、1回目に読んだときには見落としていたような些細な部分で、泣く。人目も気にせずぼろぼろ泣く。

 

わたしの人生が少し落ち着いたとき、わたしの典型的な週末は、1日中本を読みふけることだった。朝起きて、ベッドに積み上げてある本に手を伸ばす。早めのお昼ごはんまで読み続け、1階に降りてランチを食べ、ソファーに移動してまた夜ごはんまで読み続ける。夜ごはんが終わったらお風呂に入って、ソファーに移動しまた読み続ける。眠くなってきたらベッドに移動して寝落ちするまで読み続ける。1日に400ページ相当の本を5冊ほど読むことだってあった。ときどき食べるのを忘れるほどだった。それほど本が好きだ。

 

ファンタジーもラノベも新書もビジネス書も啓発本も旅本も伝記も百科事典も絵本も何でも読む。おすすめされれば読む。おすすめされなくても読む。ジャケ買いもする。本にだけはいくらお金を使っても惜しくない。使わないように図書館にももちろん行くけれど。

 

 

あるときふと気づいた。そもそもわたし活字中毒なのだ。本にふれていないときは、雑誌のクレジットや瓶のラベルでさえ読む。アドレナリンが出ているのがわかる。嬉しくなってきて人生が楽しくなってきてしあわせな気分にひたる。まだ英語でこの域に達していないのが悔しい。まだまだ日本語のほうが得意で、そして、好きだ。英語もフランス語もハワイ語も中国語も、すべて美しい言語だけど、やっぱり日本語の微妙なニュアンスとオノマトペが凄く好きだ。

 

日本に帰ったらしたいこと、食べたいものをたくさん聞かれる今日この頃だけど、とりあえず1週間ほどは誰にも会わずひたすら本を読み続けたい。

 

 

---余談---

最近は写真やコラージュ、色の配置にも凄く興味が出てきたから、雑誌をそういう視点から読むようになった。文章も写真もレイアウトも、この雑誌が飛び抜けて素晴らしい。

http://canvas-mag.net/#id64

 

あとは、オンラインでブログとエッセイをたくさん読む。

この記事大好きだった。

あとこの記事も。

http://mogmog.hateblo.jp/

http://haruna26.hatenablog.com/

http://wink-killer.hateblo.jp/

この3つは同じ筆者さんが書いているのだけどもうほんとうに大好きでずっと読んでる。何度も遡ってる。時間が経つごとに文体が変わっているのもなんだか微笑ましくて素敵でときめく。

あとは学部留学している人たちのブログを読みあさっている。書くの大好きだからとっても参考になる。

それを踏まえて、こーんな感じで少し書かせていただいたり、ね。

活字って素敵だ。読むって、書くって、ほんとうに素敵だ。