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ときめきを追いかけて。

地に根を張る年。

ゴシップガール生活

春休みが始まった。秋学期は、秋休みとサンクスギビングが第二次中間前と期末前にあるというなかなか素晴らしいスケジュールなのだけど、春学期は、第二次中間前に春休みが一週間強あるだけ。景色の移り変わりが激しい生活のなかで、この休暇は学生にとってほんとうに重要なのだ。最初はD.C.に行く予定にしていたけれど、いろいろあってフロリダに来ることにした。連日マイナス5℃〜5℃をさまようインディアナから急に25℃以上のこの環境に来ると、身体がついてこない。

でも楽しい。広い道路をオープンカーで颯爽とかけぬけるときに頬にあたる風がこんなにも気持ちのいいものだなんてしばらく忘れていた。日光をあびているときは全身でそれを感じている。

まあペーパーは書かなきゃいけないし、リーディングもあるし、帰ったらすぐテスト三昧だけど、それでも嬉しい。浮かれている。思いっきりリラックスできている。

ほんとうにこの心地よさをしばらく忘れていた。自分ひとりで使える空間が広いことに、こんなに感動すると思わなかった。日本は当たり前だったことが当たり前じゃなくなったアメリカに来たからこそ感じられることだった。

でもここの生活はそれ以上をいっている。予想の斜め上どころじゃない。完全に、たとえば予想が日本だとしたら、現実はマダガスカル島の奥地。ほんとうに全てがゴシップガール。ハウスキーパーがいる。シェフがいる。ドライバーがいる。パーティーにバーテンダーやデコレーターがくる。車は1人何台も持っている。家の敷地が5000坪を超えている…。想像を絶する世界だけど、その世界で生きている人たちは案外普通そうだ。とっても楽しそうで、明るくて、陽気で、穏やかで、意外とこれでも地に足がついていて、人間らしい。

という感想はもちろん持ったけど、ね。

 

あと2日で帰らなきゃいけないのがほんとうに寂しい。