ときめきを追いかけて。

地に根を張る年。

『5リスペクトって覚えてる?』やっぱり中高時代の経験や出逢いってもしかしたら大学のそれよりずっと大事なのかもしれないと思った話。

中高一貫のインターナショナルスクール(*1)に6年間通っていたわたし。

来週の金曜日にはしばらくぶりに母校に遊びに行くということですっごくわくわくしてるんだけど(会いたい先生方にメール送り出したらきりがないのでとりあえず5人でとめておいた)、ここでの経験や出逢いってほんとうに、自分って誰なんだろう何がしたいんだろう何を大事にしようとしてるんだろう、っていう疑問を投げかけてくれたし考えさせてくれたし少しヒントをくれた、と信じてる。

だから、この記事のタイトル通り、中高時代の経験や出逢いってもしかしたら大学のそれよりずっと大事なのかもしれないと思った。まだ将来をそんなに気にしなくていいから、いろんな人の言葉がすっと心に入ってくる。大学という、新しいフィールドに投げ出される前に自分の中の核の部分を形成してくれる。荒波にのまれてもまれる前に、自分で自分を捉えてつくってあげられる。

わたしが今、日本の中高大に通う人たちで留学に興味がある人たちをできるだけアシストしたいと思うのも、ライフスタイルをデザインするのに興味があるのも、平和学や開発学に興味があるのも、歴史に興味があるのも、元をたどればそれらは大学での経験や出逢いというより、中高時代のそれに依るものが非常に大きいもんね。

 

あと、思想にも大きく影響を与えると思う。知識の理論(IBでいう、Theory of Knowledge)という授業を高校1年生のときに受講した。論理的に考えるにはどうすればいいのか、昔の人たちはどういう考えを持っていたのか。高校3年生のときに受講した平和学は、コンフリクト(紛争だけじゃなく、もっと広義)が起きた際にどういう交渉をどのように行えばいいのか、世界にあるコンフリクトを少し良い方向に動かすにはどうすれば良いのかを考えた。高校2年生、3年生で参加した、WorldShift Osaka/Kobeでは、世界を少し変えるようなデザインにたくさん触れた。高校3年生のときに受講したIB Historyでは、東アジア情勢を様々な歴史の観点から勉強した。同じ年に参加した関西MUN(模擬国連)では自分の国じゃないひとつの国の情勢や外交について徹底的に調べた。中高を通してたくさん本を読んだ。他にもたくさん価値観を刺激する経験をした。そういう経験があったから、他人の考えを受け入れることに対しての抵抗がどんどん少なくなっていったのかもしれない。

 

 

卒業生で先輩のひとりが、Facebookで、そのあとSTORYS.JPで、こんな投稿をしていた。

 

『人生の中で一番大切なのに一番忘れがちなこと』

http://storys.jp/story/7465

 

わたしたちの学校には、生徒手帳と他の学校で呼ばれるものに載っている校則が3つしかなかった。あとは何をするにも、自分で責任を取れるなら自由にさせてもらえた。それにあやかってたくさんイベントを開催したり、クラブを発足した。修学旅行や卒業式、学園祭や運動会でさえも、自分たちで全て決められた。でもその中で根底にある、共通したルールがあった。それがこの記事の中で言われている、『5リスペクト』。

 

『自分を大切に』
『他人を大切に』
『学習を大切に』
『環境を大切に』
『リーダーシップを大切に』

 

大学1年目が終わった今、改めて振り返ってみる。そして気づいた。たぶんわたしに今いちばん欠けているのは、『自分を大切に』かも知れない。その卒業生も記事でそう書いていた。「この5リスペクトの中で一番重要であるはずの自分が大切にできなくなるなんて想像もしなかった。基本中の基本。」

 

そのあと彼女が続けて書いた言葉がほんとうに素敵で、がつんとやられて、できるだけ多くの人に共有したくなったからここで共有させてもらう。

「謙遜したり、コンプレックスを感じたり、自分を犠牲にしたりする理由なんか一つもない。他人によって自分が否定されるなんてことはあってはならない。『社会』なんて形のないものに左右されてはいけない。『自分を大切に』することができなければその他の何も大切になんてできない。」

そして思う。こうやって思えるようになるには、自分が強くならなきゃいけない。自分のことをわかってあげないといけない。そして信じてあげないといけない、と。

 

全文読みたくなった人は上のリンクから。

 

---

*1: 正確には、インターナショナルスクールが併設されている私立の学校で日本の高等学校卒業資格を受けとることができる。一部、インターナショナルスクールの授業を受けることも可。