ときめきを追いかけて。

地に根を張る年。

イギリス元首相、デイビッド・キャメロン氏が来校

DePauwの卒業生は母校愛が強く、それが強くEndowmentに反映されています。2016年度で$664Mと、小規模リベラルアーツ大学にしては破格なのですが、そのなかでも個人で総額$80Mの寄付をした、1958年卒業のUbben夫妻には、ほんとうに頭が上がりません…。ご夫妻のおかげで、これまでにも奨学金が新設されたり、キャンパスが一新されて綺麗になってきました。なかでもいちばんの貢献だとわたしが感謝してやまないのは、Ubben Lecture Seriesです。

 

『世界をDePauwに持ってくる』というアイデアでスタートしたこのレクチャーシリーズは、今までほんとうに数々の歴史的人物をDePauwに招きました。イギリス第71代首相『鉄の女』マーガレット・サッチャー、第73代首相トニー・ブレア、第42代アメリカ大統領ビル・クリントン、リベリア平和活動家でありアフリカ人女性初ノーベル平和賞受賞者レイマ・ボウィ、ソ連最後の最高指導者ミハイル・ゴルバチョフ……。思わず、「教科書で見た!」と言いたくなるような豪華なラインナップです。

 

わたしが在学中だけでも、自らの脱北経験を著書『生きるための選択』にまとめて話題となった平和活動家パク・ヨンミ、最近話題のミュージカル、ハミルトンの俳優であり、トニー賞ミュージカル主演男優賞の受賞者レズリー・オドム・ジュニア、2015年にアメリカ最高裁が下した同性婚認可の判決の立役者、ドグラス・ホールワード・ドレメイア、理論物理学者のミチオ・カクなど、政治家から俳優、学者まで、幅広く招待講演を行いました。

 

2016年を締めくくるのは、Brexit(イギリスEU離脱)で辞任した、イギリス元首相デイビッド・キャメロン。アメリカの大学で講演をするのは史上初とのことで、多くのメディアに取り上げられました。


Ubben Lectureの前には、いつもたいてい招待制のレセプションがあり、わたしもこれまでに何度か学生代表として、または、Presidential Ambassadorのお仕事の一環として参加してきたことがあります。が、まさかまさかキャメロン氏とこんなに近くで話せるなんて今までの人生で一度も想像したことがなかったので、当日は夢心地でした…。

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肝心のレクチャーですが、もちろんポリティカルな部分はあったし、彼の意見にすべて賛成できたわけではないものの、とってもまっすぐで、嘘があまりなくて、すっごくすっごく好感がもてました。この若さで国のトップまで上り詰めるということは、やっぱりカリスマ性があるのだなぁ、と…。ちなみに今は、首相時代の経験について本を執筆中らしいので、発売されたら読んでみようと思います。

 

U.S. NewsのBest Value Schools(投資にたいしてリターンが大きい、つまり、卒業後の成功例が多い大学)としては、国内56位に選ばれているDePauw。授業外のこういう機会を通して学ぶこと、世界の広さに驚かされることが、少なからず影響しているんだなぁ、と、わたしはほんとうにラッキーだなぁ、と、今回の講演を通して改めてつくづく実感しました。

 

さて、現在はファイナルウィーク真っ只中!これが終わったらハワイに寄ってから日本に帰れるので、がんばろ(*^o^*)

 

 

P.S. 大学の公式Webページのトップに写真が掲載されました。それをクリックすると、わたしが思うHonor Scholar Programの魅力についての記事に飛べます。

よければどうぞ*