Alpha Chi Omegaからの卒業
2017年5月7日、Alpha Chi Omegaを卒業しました。
4年前、初めてキャンパスに足を踏み入れたときは、右も左もわからなかったグリークライフ。唯一の情報源は、ハリウッド映画。キャンパスツアーのときに、1ブロックごとにグリークハウスがあって、正直大学選び間違えたかなと思ったことを今でも鮮明に覚えています。
なんとなくノリで、締め切り10分前に当時のルームメイトとサインアップしたリクルートメント。まっっったく入る気なんて無くって、ただおもしろいアメリカンカルチャーの片鱗を体験できたらなーっていう気分で迎えた1日目。他のお友だちは入りたいハウスがもう決まってて、緊張したり必死な姿を見て、ルームメイトとふたりで困惑。
それが、リクルートメントが始まってみたら、もうそれが楽しくって楽しくって!どのハウスに行っても、キャンパスで見かけたことがある人が必ずいて、意外と自分が思っていたよりもグリークライフとキャンパスライフは共存しているんだなと思った第1ラウンド。そのなかでも、Alpha Chi Omegaは、キャンパスのリーダーがたくさんいて、平均GPAが3.5を超えるほどアカデミックにも力を入れていて、なによりも純粋で優しい人たちの集まりで、一瞬で恋に落ちました。
第2ラウンドもまわってみて、やっぱりAlpha Chi Omegaが素敵だな、でもKappa Kappa Gammaも良いなって思ったっていうのをルームメイトに伝えたら、まさかの彼女も同じことを思っていたらしくって。そうやってふたりで話しているうちに、第3ラウンドに呼ばれるかなという不安で胸がいっぱいになってなかなか寝れなかった夜。
無事にふたつともからお誘いが来て臨んだ第3ラウンドでは、周りを見渡したときに、「こんな素敵な女性になりたい」「この子たちと仲良くなりたい」って心から思ったので、最終的にAlpha Chi Omegaを選択しました。
bid cardと呼ばれる招待状
100人を超えるほぼ白人のアメリカ人だけで構成されたソロリティーの一員になるということは、簡単なことでも楽なことでもなかったし、60人の女の子たちと住むことは新しいチャレンジでした。どうやって調和を乱さずに言いたいことをはっきり伝えるのか、というのをいちばん学んだと思います。時が経つにつれてチャプターとメンバーへの愛が深まっていった3年間。特に今年は、ようやく自分らしく自由気ままに振る舞っていたので、今まで以上にみんなと仲良くなれました♡
このお家とももうすぐお別れ…。ここでたくさん泣いたり笑ったりしたなぁ。
Alpha Chi Omegaで34年働いている、Anita(写真右)は、優しく全部包み込んでくれる人。どれだけ嫌なことがあっても、彼女がつくったごはんを一緒に食べてるとほっこり笑顔になれちゃう、魔法使いです。わたしがキッチンに入った瞬間でその日のわたしの身体や心の調子をぴたりと言い当てちゃう天才。
優しさとは強さを兼ね備えているものだとたくさん感じて学んだ3年間。Alpha Chi Omegaでほんとうによかった。今後は、alumnae memberとしてたくさん恩返し・恩送りをしていくつもりです♡