かっこいい先輩の存在って、

「かっこいい先輩」って聞いて、ぱっと思い浮かべられる人はいますか?「かっこいい友だち」でも良いんだけれど。わたしにもたくさんいます、人生でのロールモデル。歳はわりと関係なくて、心から尊敬できる部分を持つ人たち。今のわたしがこうあれるのも、そういう「かっこいい人たち」に恵まれたから、だと思う。

 

わたしの海外進学のきっかけだって、「かっこいい先輩」に会っちゃったからでした。

それまでは、東京の某私立大学を目指して、もう3年も準備をしていたところで。海外に出ることにほんのりとした憧れはあったものの、2年留学くらいが最大かな、なんて勝手に自分でリミットをつくっていて。でも、その先輩は、わたしが出会った時にはすでにいきなり全米でもトップ30くらいに入っちゃうリベラルアーツにフルライドで行くことが決まっていた。あとからお話を聞いてみたら、ずっと公立校に通っていて、塾も行ってない、って。そこから仲良くなって、ずっと連絡を取り合っていて、彼が話す泥臭いけれどきらきらした(矛盾してるね)アメリカでの生活に、心が踊っちゃって。わたしでもできるんだって、そう進路の選択肢の幅がぐんっと広がった途端、いてもたってもいられなくなって、もう一度きっちりと自分がどういう4年間を高校卒業後に過ごしたいのか考えたら、海外、とくにアメリカのリベラルアーツに行きたい、っていう思いがとっても強くなった。で、行けちゃった。

 

だから、できる・できない、とか、向いている・向いていない、とか、そういうことを決めちゃう前のわたしたちの選択肢って実はめちゃくちゃ狭いのかもしれない。

 

海外に行くことだけが正解じゃないし、行った先で行動しなければ何も変わらないけれど、進路を決める大事な岐路に立たされている人たちはなおさら今この瞬間行動しなきゃ何も変わらないんじゃないかな。

 

そういう思いも手伝って、お友だちが立ち上げたNPO法人・留学フェローシップをお手伝いさせていただいたのが3年前。そのときに会った高校生たちは、海外の大学に進学(中には、わたしの母校デポーを選んだりね)する子もいれば、自分の夢を叶えるために、地元の大学や他の日本にある大学に進んだ子もたくさんいる。でも、彼・彼女たちのなかで、その夏、いちばん大きく変わったことっていうのは、自分で自分の進路を悩み考え選び取る力、だと思う。

 

東京は海外大進学ブームが来るのも早くって、英語塾や海外大進学対策塾も溢れかえるようにあるけれど、そもそも他の町に住んでいる人たちには、なかなかまずその選択肢すらないことが多いよね、って創業者のお友だちも言っていた。だって、彼も、東大・京大合格率が全国有数の進学校にいながら、「かっこいい先輩」に会っちゃって、ハーバード進学を決めたうちの1人だから。

 

そして、そんな、「かっこいい同期」である創業者に出会っちゃった、滋賀県出身でイギリスのサセックス大学進学を決めた、わたしの大切なお友だちの1人、通称もりまさが中心となって、留学フェローシップのキャラバン隊を滋賀県に誘致することになりました。

 

 

このキャラバン隊は、海外進学を強制するものではなくって、「あなたはどういう人生を歩みたいの?」という核の部分に迫ってくるような、そんな会です。確かに、パネリストたちは「すっっっっごい大学」に行っているかもしれないけれど、彼らが伝えたいことは、自分で自分の将来を選び掴み取る力を養ってほしい、ということ。わたし目線で補足すると、たしかに魅力的な面々なんだけど、彼らも人間だからもちろん悩むし失敗するし挫折してる。だからこそ、泥臭い経験もくぐってきて人間らしい、ヒューマニティに溢れた彼らだからこそ、伝えられることがたっくさんある。わたしが思う、「かっこいいお友だち」ばっかり。

 

高校3年生、今からでも遅くないです。

高校2年生、今が最大のチャンス。

高校1年生、次の数年間、高校でも大学でも輝くなら今行動して。

 

ぜひ、かっこいい先輩たちに会ってみてください♡

彼らに出会うだけで、その存在が心のどこかに残るはず。人生がドラマチックに変わることはなくても、ふとなにかの機会に思い出して、背中を押してくれるはず。

 

 

滋賀キャラバン2017は、7月31日午後2時〜6時、co-ba近江八幡で参加費無料で開催。

パネリストは:

  • 髙島崚輔 大阪府出身 米・ハーバード大学 
  • 羽鳥静華 茨城県出身 米・ウェズリアン大学
  • 幸田優衣 新潟県出身 米・カルフォルニア大学バークレー校
  • 森本優貴美 熊本県出身 米・マサチューセッツ工科大学
  • 森雅貴 滋賀県出身 英・サセックス大学

もっと詳しい情報は:こちら

お申し込みは:滋賀キャラバン2017参加申込みフォーム