6月の読書♡

こんにちは! 

 

気温の差になかなかついていけなくてまた風邪気味になった今日この頃です。あ、あと、梅雨明けと同時にクーラーも解禁しました。削るところはしっかり削って、その分快適な暮らしにまわす。わたしの一人暮らしにおいてのモットーです。

 

話が逸れたけど、今月の読書!なんとなんと5月は本を一冊も読み切れなかったんですね、びっくり。というわけで今月は気合い入れ直してしっかりと読んだよ!

  

【文庫 】君たちはどう生きるか (岩波文庫)

【文庫 】君たちはどう生きるか (岩波文庫)

 

 4月に買っておいた、一時期SNSでバズった作品の原書。なんてことないコペルくんの平坦で、だけどささやかにドラマティックな日々と、”おじさん”の知見。読み終わったあとになんだかじんわりと広がった温かさ。お友だちと2人で不定期にやっているブッククラブの課題図書なので、ここから教育への繋げ方や背景にある考え方をしっかり考えたいと思った一冊。これは何度も読みたくなる本(オフィスに寄付したけど!)。

 

ミライの授業

ミライの授業

 

オフィスにある本を食わず嫌いせず片っ端から読んでいこうと思っていてその中の1冊がこちら。これを読んでから、自分が設計するプログラムに関する説明がよりわかりやすくなった気がする。言葉の引き出しが増えた、というか。著者が書いているように、14歳向けに書かれているけれど、内容は幅広い世代みんなが読むべきといった感じ!最近のノンフィクションのヒットといえばこの本って太鼓判押せる!

 

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

 

投資家としても起業家としても有名なピーター・ティールが書いた本。奇しくも翻訳者は前述の『ミライの授業』の著者。市場の決定方法は特に目から鱗といった感じ。それと同時にすこし社会を、そしてビジネスを見る目が変わった気がする。変わった、というか、養われた、のほうが近いかもしれない。

 

僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫)

僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫)

 

またまた本当に偶然、瀧本さんが書かれた本!ミライの授業よりももうすこしビジネス視点。瀧本さんが選ぶ単語はひとつひとつにぎっしりと意味が詰まっているからすとんと落ちてからの吸収度はもの凄く早い!

 

転校生とブラックジャック――独在性をめぐるセミナー (岩波現代文庫)

転校生とブラックジャック――独在性をめぐるセミナー (岩波現代文庫)

 

前に読んだ、『ヴィトゲンシュタイン入門』をもう少しちゃんと理解したくて、永井均さんが書かれたディスカッション調で進んでいく独在論についての一冊。これもオフィスにあったんだけど、誰が買ったんだろう…と想像を巡らせながら読むのもおもしろかったなぁ。人はどこまでが同一人物なのか、何が『わたし』を『わたし』たらしめるのか…。頭がパンクしそうになりながらいつもよりゆっくり時間をかけて読んだけれど、前に理論について読んだときよりは幾分理解できた気がする。

 

 大好きな森博嗣さんの新冊!今回もKindleで予約(でもこの本が発刊されてすぐにKindle大セールやっててちょっと悔しかったのはここだけの話)。出たその日に読んで、その日のうちに読み終えたくらいテンポよく進んでいった本。ひゃあ、今回も裏切らなかった、森博嗣さん。この本読んでからもう一回シリーズ初期読むとたぶんまた違った発見があるんだろうなぁ。

 

ψの悲劇 The Tragedy of ψ (講談社ノベルス)

ψの悲劇 The Tragedy of ψ (講談社ノベルス)

 

もうびっくりした。『天空の矢はどこへ?』を読んですぐそのまま入ったから、最初からうすうす話の方向は検討ついていたけど、まさかのまさかね。どんでん返し!わぁーって声を抑えるのが大変なくらい、本を置くのがつらくなるくらい、のめり込むように読み終えたこの本。しかもテーマ的には前述の永井均さんの本にすごく似ているんだ、これが。だからいろんなものが繋がった瞬間のあの脳がクリアになる感じをひさびさに味わえたという感じ。とんでもなく気持ち良かった。

 

究極の性格分析エニアグラムで分かる「本当の自分」と「人づき合いの極意」9つの性格タイプ (マガジンハウスムック)

究極の性格分析エニアグラムで分かる「本当の自分」と「人づき合いの極意」9つの性格タイプ (マガジンハウスムック)

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Myers-Briggsをはじめ、こういう性格分析って特別科学的に正しいとは思っていないけれど大好き。たぶん文章の書き方が好みのものが多いのかも。わたしの性格タイプは…内緒!だけどエニアグラムのこと知っている人がいたらぜひ当ててみてほしい。

 

 

というわけで、2018年6月の読書記録でした!いやーひさしぶりに活字をがっつり取り入れられて細胞が生き返った感じ。

 

皆さんは6月何を読みましたか?もし良かった本があれば、またはずっと好きな本があったら、ぜひぜひ教えてください!♡