10月の読書♡

こんにちは!

 

なんと9月は全く本を読み終えることができなかったのですが、10月はたくさん読みました!そしてたくさん映画を観た!

とりあえず食わず嫌いをせずジャンルを問わず勧められたものは全部読む方法をとりました。

 

荒木飛呂彦【ジョジョの奇妙な冒険 第1部】

とにかく会社でジョジョ好きが多くて勧められたから読んでみたけど、まぁ絵がえぐくて読み切るまでずっと心拍数高かった作品。これほどまでに展開が気になって続きが読みたいけれど、ページを捲るのが怖くて葛藤した作品は今までになかった気がする。ちなみにその後続きは読んでない。笑

 

麻生みこと【路地恋花】

ジョジョだめだった、と同僚に言ったら次に勧めてもらった2冊のうち1冊がこれ。

ものづくりを生業にしている人たちが暮らす路地での恋模様や生き様を丁寧に描写した少女漫画。恋愛が中心じゃなく、ちゃんとプロフェッショナリズムに焦点があってすっごくよかったなぁ。ひとりひとりにおもわず感情移入してしまった。誰が好きかと聞かれたら、迷っちゃうけど、小春さんかなぁ……本をさらに素敵にするお仕事だなんて憧れる……。

ちなみに今ならKindle版は無料だからまずは試し読みしてみて!

 

小川彌生【きみはペット】

こっちは設定は少し変わっているとはいえ甘々の少女漫画。ただこれが描かれたのが2000年というのが少し興味深い。その時代にこういう考え方があったんだ。個人的には主人公にかなり共感してしまって、途中から仕事のシーンとかは自分のことかな?って思ってしまった。

 

麻生みこと【小路花唄】

おすすめされた漫画2つともあっという間に読み終わってしまった、と言ったら次におすすめされたのがこれ。路地恋花の続編。そうそう、椿さんあれからどうなったの!?って気になってたから続編があってすっきり。

余談だけどこういう気分になった



麻生みこと【海月と私】

少女漫画で男性、しかも年配の男性の視点から描かれたものって珍しいよね。こずえさんが個人的にすっごく良いな、と思う女性だった。こんなにすっとなじめる人ってなかなかいないよね……。

 

トム・ピーターズ【トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦(1)ブランド人になれ!】

このシリーズ2巻を社長がとってもおすすめするもんだからそれだったらまず順番に1巻から読まないとね、ということで読んだ1冊。さらさらと読めて、仕事をするうえでの大事な心構えや行動が書いてあって為になった本。

 

トム・ピーターズ【トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦(2)セクシープロジェクトで差をつけろ!】

そしてこちらがその第2巻。こちらもさらっと読めるけど、読者への挑戦がいくつかあって、これに則って行動するのとしないのとでは随分差がつきそうな感じ。結局こういう本っていくら読んでも行動にうつさないと同じなんだよね、と思いながら読みました。ただ、行動をとるっていってもどこから始めたら良いかわからない人が多いなかでこの本はそういうはじめの一歩を助けてくれるからとっかかりやすいんじゃないかな。

 

池井戸潤【仇敵】 

かれんちゃんが9月の読書記録で紹介していて読みたくなった本!恩田陸さんの「ドミノ」もそうだけど、こうやって様々な事象が絡まり合って最後に向かってどんどん加速していくストーリー大好き!新しい用語が多くて難しかったけど読んで良かった〜。おもしろかった!

 

森博嗣【人間のように泣いたのか?】

相変わらず大好きな森博嗣さん!このシリーズは読み進めるごとに愛が増していくんだけど、なんと今作で残念ながら最終巻。でもタイトルと作品の繋がりは本当に素晴らしかった…!またシリーズ最初から、なんならS&Mシリーズ初刊からすべて読み直したくなっちゃった。

 

伊坂幸太郎【ロングレンジ】

さらっと読める、軽妙で、だけどあたたかい短編。伊坂幸太郎さんは文体もスタイルもテーマも作家人生を通して変化が大きいんだけど、どれを読んでも「人間味」に触れられるんだよね。中学生くらいのときにはまって、また最近はまってよく読んでる。

 

伊坂幸太郎【オーデュボンの祈り】

伊坂幸太郎さんのデビュー作。7月に読んだ辻村深月さんの『スロウハイツの神様』以来の衝撃作品。少し不思議な島で起こる様々な出来事。主人公の世界の捉え方が少しずつ変化していき、島の住民も外来者を迎えたことでまた少しずつ変化していく。花の一生のように、変化は止められないし、過去は儚い。だけど未来は尊くて、光と影の両方を残しながらもぐんぐんと迫ってくることを受け入れた者にだけ優しい。最後の「この島に足りないもの」がわかったときの爽快感は最高だった。

 

辻村深月【パッとしない子】

辻村深月さんは、人が思わず目を背けたり瞑りたくなるような、そんな自分の嫌なところをあけあけとさらけだしてくるのがほんとうに上手で、今回の作品も我が身を振り返る瞬間が多々あった。短編でさらっと読めるのに、深い。教育の道にいる者としてはもちろん、誰しもにおすすめしたくなる作品。

 

映画は以下を観たよ!

The Greatest Showmanが好きでした!

 

というわけで、2018年10月の読書記録でした!皆さんは10月に何を読みましたか?もし良かった本があれば、またはずっと好きな本があったら、ぜひぜひ教えてください!♡