2019年1月の読書

こんにちは!

 

2019年も12分の1が終わりましたね。早い。

1月はたくさん、貪るように本を読みました。

 

 

(わたしの独断と感覚のみで決める) 今月の最優秀作品賞は下の記事でおすすめされて読んだ村山由佳さんの『天翔る』に決定。

こんなにも伸びやかで素直で色彩豊かな文章を書けるの羨ましい。

小説を読む醍醐味は、本来行ったことのない場所に登場人物と一緒に行けたり、彼らの体験や感情を追随できたり、わずか数時間の間に誰かの半生をつきっきりで見られることにあると思う。たまに、「主人公と同じ体験ができる」という人がいるけれど、わたしにとってそれは少し違っていて。あくまでも、それを追っている自分がどう感じるか、というところに焦点がある。だから、良い作品を読むとガードが外れた状態になるし、心がずどーんとしつつもふわふわする、そんな感覚がある。

こういった良さを思い出させてくれた作品が『天翔る』でした!

 

ちなみに次点で『本を贈る』。本好きにはたまらなかった。ここらへんは正直順位つけづらかった。です。

 

多和田葉子さんの作品もジャンルが新しくてめちゃめちゃおもしろかったし、『東京奇譚集』は春樹作品への抵抗がさらになくなってフラットに臨めるようになった。

 

 

ちなみに読書、ではないけれど、聴いたpodcastがなかなか良かったので記録。

▲これは12月に一回聴いて、もう一回一部分だけ聴き直した

 

 

というわけで、2019年1月の読書記録でした!

みなさんのおすすめもぜひ教えてください。

 

 

先月の読書記録はこちらから