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ときめきを追いかけて。

地に根を張る年。

【大学選びのアドバイス】大学選びとはすなわち、自分の理想のライフスタイルを決めるということ。

大学選びのポイントって人によって実に様々だと思います。

でもわたしがぜひおすすめしたい選び方は、

ライフスタイルを決めるように大学を選ぼう です。

 

大学生1年目が終わりました。いろいろ感じた1年でした。

正直に、1年間アメリカの田舎の大学で過ごしてみて思ったことを、はっきり言います。

大学を選ぶときにどんな専攻で卒業できるかはあまり気にしなくて良い。

 

もちろん、どうしてもこの専攻がないと自分の将来やりたい仕事や行きたい大学院に繋がらない、ということであれば重要ですが、そんなことはまあそうそうありません。

大学の専攻とはつまり肩書きのようなもの。ほんとうに重要なのは、自分がそこで何を学んだか。どんな経験を積んだか。素敵な出逢いを得たか。

 

わたしも一時期は専攻を気にしていましたが、気になっていた大学のコースカタログや専攻選考基準を隅から隅まで読んでみて、気づきました。たとえその専攻がなくても、似たようなコースはオファーされている。そんなことに縛られているよりは、より広く、より深く、より面白いことを、素敵な教授と学べるほうが、何百倍も素敵だ、と。

国際関係学や開発学、国際政治学に興味のあったわたしですが、最終的にその名前がついた専攻がひとつもないDePauwを選んだのは、それらに関係しているコースが結局のところたくさんオファーされている、ということに気づいたから、そして、それ以外の魅力がたくさんある、と思ったからです。

 

 

結局、大学生活の4年間というのは、アカデミックだけで完結するものではありません。大学というのは、生涯付き合っていくことになる友だちや人生の師となる教授に出逢ったり、大学生という世間からまだ守ってもらえる肩書きを使って様々な新しいことに挑戦したり、自分の五感を刺激するような体験をしたり、そういう時間です。学問としての学びの時間はその中のひとつの経験にしか過ぎないのです。

 

 

そして、あの人が楽しそうに大学生活をおくっているからわたしもきっとそこで素晴らしい経験が得られるはずだ、という予想は基本的に外れます。自分が比べているその人とあなたは全く違う人間ですし、たとえ表面上の性格は似通っていても、突き詰めてみれば全然違ったりします。

 

 

 

だから、自分の理想のライフスタイルを考えましょう。

どういう人に囲まれたいのか。どういう環境に自分をおきたいのか。

 

たとえば、大学4年間でヨーロッパの歴史や美術、言語や食べ物に詳しくなりたい!と思っている人がいたとしましょう。そういう人はきっと、アメリカの大学に行くよりも、ヨーロッパの大学に行ったほうが良いと思います。そこでヨーロッパで人生のほとんどを過ごしたであろう人たちに囲まれて、たくさん旅行をして肌で感じて、舌で味わって、目でいろんな街の建造物やアートを見たほうが、アメリカの大学でヨーロッパ研究を専攻して1年に2ヶ月程度ヨーロッパ旅行に行くよりもずっと自分の糧になると思うのです。

 

そうやって、自分はこういう生活をおくりたい・自分が思い描く理想の自分だったらこういう風に時間を過ごすだろう、というライフスタイルをひとつずつ選んでいくのです。その過程にきっと大学選びというものがひとつのオプションとして出てくると思います。

 

 

もし難しいな、と立ち止まってしまったら、次のようなことを考えてみてください。

 

1)自分の性格に合った環境はどういうところだろう。

2)自分はどんな人やチャンスに囲まれていたいのだろう。

3)自分は大学自体に何を求めているのだろう。

4)自分はこの先4年間で何をどんな風に達成していきたいのだろう。

5)自分の中の、理想の自分と今の自分を比べたときに、足りないものは何だろう。どこでどういう風に何をすればそのギャップを埋めていけるのだろう。

 

 

こうやって考えていくことで、またちょっと違った角度から自分のことを考えられると思います。ぜひ活用してみて、自分に合った素敵な大学を選んでください。