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ときめきを追いかけて。

地に根を張る年。

F-1ビザの留学生がアメリカでバイトやインターン!

いくつか課外活動をやっているわたしですが、そのうちのいくつかはアルバイト/インターンです。そのうちのひとつ、キャリアサポートオフィスのピアアドバイザーというお仕事を通して、いろいろF-1ビザの留学生が実際にアメリカでアルバイトやインターンをするうえでの、法律上の制約などをここで少し紹介しようと思います。

 

無給・無報酬であればどんな分野の仕事をしても問題ない

無給や無報酬であれば、留学生とはいえ、どんな分野の仕事をしても、ビザの制約上は問題ありません。この場合の無報酬とは、交通費、住居費、生活費などすべてを受け取ってはいけない、ということです。つまり、自己負担の完全なるボランティア、というわけですね。この場合、どれだけの期間働いても法律上問題ありません。

 

オンキャンパスであればどんな分野の仕事をしても問題ない

自分の大学内(オンキャンパス)でオファーされている仕事、たとえば、交通整備士や図書館スタッフ、カフェでのバイトなどは、どんな分野の仕事をしても構いません。この場合、お給料をもらっても問題ありません。ただし、ファイナンシャルエイドの関係などでオンキャンパスでの仕事を制限している大学もあるので、それは自分の大学に問い合わせてください。

ちなみに、学校が休暇に入っている場合でも、夏のオンキャンパスでのインターンなどで報酬やお給料を貰っても、これは違法ではありません。

 

ワークスタディは基本的にアメリカ国籍を持っている人向け

ワークスタディと呼ばれるお仕事がオンキャンパスにあります。これはアメリカの中央政府が資金を援助しているものなので、基本的にはアメリカ国籍を持っている人向けです。ただし、日本語の採点のバイトなど、少し特殊なスキルを要するような仕事の場合は、留学生でも特例が認められることがあります。

 

有給・有報酬の場合は自分の専攻にどう繋がっているかを証明したうえで、別の許可証をとらなければいけない

CPTという許可証があります。これは、有給や有報酬のお仕事を自分の大学管轄外(オフキャンパス)で行う際に政府に発行してもらう、留学生のための労働許可証です。

このCPTは、自分の専攻と関連している職種でなければ発行してもらえません。つまり、オフキャンパスで仕事をしてお金をどんな形であれ受け取る場合は、必ず自分の専攻がカバーできる範囲内ではいけない、ということです。

もうひとつ注意しなければいけない点は、大学関連の仕事(リサーチアシスタントなど)だったとしても、自分の大学でなければCPTを発行してもらわなければいけないということです。

CPTには別のペーパーワークがあって、自分の専攻が仕事内容にどう関連しているのかの詳細を書く必要があり、それを通常留学生オフィスなどが受理、処理します。詳しい過程は自分の大学に確認してください。

 

インターンの期間に注意する

卒業後、F-1ビザ留学生は、OPTというCPTとは別の労働関係の許可証を発行してもらえます。これは、フルタイムの学生という身分でなくなったあとの一定期間、職探しやボランティアのためにアメリカに残るための許可証です。ただしOPTは、10ヶ月以上連続してCPTを使って仕事をした場合、発行されないので、気をつけて下さい。

 

どれだけ忙しくなっても、フルタイムの学生は続けなければいけない

F-1ビザ留学生がアメリカに必要期間以上(=観光ビザでカバーできる範囲以上、日本パスポート所持の場合は90日以上)いられる理由は、F-1ビザによって、勉学のために滞在しているということが認められているからです。

つまり、何があろうと勉学は続けなければいけません。よく一学期休学してインターンをする、などの例がありますが、留学生には残念ながら適用されません。ただし、(ここがややこしいのですが)アメリカ国外で一学期間学校に通わずインターンをするケースは認められています。

また、フルタイムでいる必要があります。わたしの大学は単位制度が他の大学と少し違うので、3〜6時間/週の授業が1単位と換算されるため、年間7単位とる必要があります。こういった細かい単位換算については、各大学に問い合わせてください。

 

就労ビザ(H-1ビザ)の発行のせいでインターンができない、というのは嘘

これは全くの嘘です。

確かに、就職する場合は、会社が留学生に対してH-1ビザを発行するための資金(現在は$5000ほど)を提供しなければいけません。なので、そういった資金を提供できる会社はやっぱり大手に集まりますし、そういう大手は競争率が高いです。つまり、オプションが限られている、という点で、留学生にとって就職する際多少不利になると言われています。

ただ、インターンの際は、H-1ビザは必要ありません。会社側はインターン生に約束したお給料以外はお金をどこにも払う必要がないのです。だから面接などでそういった話を持ち出されたときはしっかりと説明し、なぜあなたをインターンとして雇うべきなのかということを説得するべきです。

 

 

以上がF-1ビザの留学生がアメリカでバイトやインターンをするときに気をつけておきたいポイントです。また何か情報が更新されたら追記します。

 

インターン経験が就職において(ほぼ)絶対条件となるアメリカ就活マーケット。日本でインターンをするのも良いですが、アメリカでの経験を重視する会社が多い傾向があります。さらに、誰を知っているか(=人脈)で内定率や転職成功率、昇進速度がさらに変わってくる、という話もよく聞きます。なので、将来アメリカに残って仕事をする可能性がある人は、ぜひこういったポイントを踏まえてインターンやボランティアをしてみてくださいね*