ときめきを追いかけて。

地に根を張る年。

【備忘録】2015年も半分が過ぎた:ボブが似合う女性になりたい。

つい1週間ほど前に、6月にさよならを告げた。

2012年くらいから、もう2012年だなんて、もう2013年だなんて、もう2014年だなんて、嘘だ、って思い続けてた。響きがなお一層ミステリアスで非現実的な2015年も、もう半分を過ぎちゃった。

歳を重ねるごとに、子どもの頃には手が届かないような、それまで生きられないような気がしていた未来が、どんどん近づいてきてわたしを一瞬で通り過ぎていく。
この不思議な感覚は、なんだか、非現実的で、くすぐったくて、好き嫌いとかそういうのじゃなくて、そう、夢みたいだ。いまだに夢のなかに生きている気分。

21歳になって、日本にいる同級生はもう3年生も半ばに差し掛かっていてゼミの話をしだして、仲良しの1つ2つ上の先輩たちが就活や新社会人として社会に飛び出していって、数人のお友だちから結婚の話を聞いて。
なんだか、急に遠いと思っていた未来が近づいてきた。結婚願望も強くなってきた。卒業後のことを、急にいろいろ考えるようになった。目の前のことだけにいっぱいいっぱいになっているだけじゃだめ、な気がしてきてる。また少し焦ってきた。いや、実際は焦ってないな。焦らなきゃだめだな、と自分を急かしだした、って感じ。

 

2015年、上半期。例にもよってまたいろいろあった。

上半期は、冬から夏にかけて世界が少し明るくなるし、学年の終わりに向かっていくから、いつも下半期よりも心の揺れ動きが、ほんの少しだけ、激しい気が、する。
景色がめまぐるしく移り変わるこの今の自分の世界をキャプチャしておきたくて、こうやって書いている。
今は重要に見えることも半年後にはそうでもなくなっているかもしれないし、またその逆も然り。
半年前には大切だった人やものも、自分のなかで少し立ち位置が変わった。半年前には特に気にとめていなかったことも、今では少し特別になった。
半年後には、誰が、何が、そして自分は、どんな場所に立っているのだろう、と思う。

 

sophomore slump(2年生スランプ)とはよく言ったもので、でもわたしにとってはそれは現実に起こったことで。そんな、心が激動を経験した1年間を締めくくる、というにはふさわしすぎる春学期のことを、今は全然忘れたくない。

 

日本で自分が思い描いていた通りの振り袖を着て成人式の写真を撮って式に実際に出席した。撮影していただいたスタジオは、七五三のお祝いのときにもお世話になった場所。そういえばそのときも赤いお着物を身に纏ったんだった。今度は大学卒業記念でちゃんとガウンを着て写真に残したい。

 

髪を切るか散々悩んで、結局もう少し自分が見た目も中身も大人になるまで待つことにして、インディアナでの4学期目を迎えた。ルームメイトに恵まれて、新しい出逢いもあって、嬉しいお話もいただいて、それと同時に、心の調子が狂いに狂った学期だった。秋学期に苦しんでから全然復調していなかった。原因を突き止めて、解消した。いろいろ、断捨離をした。ひとりでは絶対にできなかった。最後の6週間、たくさんの愛を受けて、ようやく、立ち直れた。ようやく、少し、自分を好きになれた。きっとそれは、自分のときめきをまた思い出してそれを貫く強さを手にしたから。周りの人からの愛に気づけたから。また感謝して恩返しができるようになったから。自分のことばかりでいっぱいいっぱいじゃなくなったから。期待が重荷にならなくなったから。

 

何かを、誰かを、自分の意志で、自分のためだけに断つ、ということを、初めてした気がする。自分の心や脳を占めていたことがなくなると、また新しい空気を取り入れられる。

 

自分の未熟さや人としてのなってなさを改めてきちんと認識した学期でもあった。周りの人のことを、ただ良いなと指をくわえて見てるだけじゃなく、じゃあわたしはどこをどう改善しなきゃいけないのかっていう「自分ごと」に落とし込めるようになった。憧れの気持ちは捨てず、でも冷静に分析できるようにもなった気がする。

 

自分のことを褒めてあげるようになった。だって周りが見ている自分と自分が思っている自分に差があるんだと感じるのなら、それはもう自分のことは自分でしかわかっていない、ということでしょう。だからよくできたね、って思いっきり褒めてあげるようになったし、自分の長所も強みもちゃんとしっかり認めてあげるようになった。自分の中に自分を客観視できる目を持つのって大事だなと思った。

 

4月の半ばから今まで、自分のことをたくさん見つめた。心のトレーニングもたくさんした。少し前の記事に書いたけれど、これからはもっと、手のひらにおさまるくらいの、あたたかいしあわせを、零さないように大事に大事にしていきたい。

 

次の記事でもっと詳しく書く予定だけど、この夏、死ぬまでにやりたいことリストに入ってたサーフィンに挑戦した。まだ波にかろうじて乗れるくらいの初心者が何言っちゃってるのって思われるかもしれないけど、初心者だからこそ、今までとまた全く違った感覚を全身で全感性をフルにつかって体験しているからこそ、 わかったことがある。海に教わったことがある。ほんとうにチャレンジして良かった。海嫌いだった自分のコンフォートゾーンから飛び出してよかった。

 

自分の心の声がもっとクリアになって、大事にしたい人やことがもっとはっきり見えてきた今だから思う。3年生はなんだかもっとうまくやれる気がする。自分がこの場所で何ができるか、何がしたいか、何を得られるのか、もっと真剣に考えて、良い意味で強かに生きていきたい。

 

お料理上手にもなりたい。デポー3年目にしてようやく自分のキッチンがある生活になる。毎週は難しいかもしれないけれど、毎月目標をたてて、誰かを呼びたくなるような空間づくりとお料理を研究していきたい。健康にももっともっと気をつける。毎日、なかったらなかったで困らないけどあったら嬉しい、そんな小料理を準備しておきたい。本格的に寒くなる前に運動もする。今のために、そしていつかくる将来のために、ヨガももっとする。身体を冷やさない。美容にももっと精を出す。

 

ボブが似合う女性、が直近の目標。彼女はきっと、強くて、優しくて、芯がまっすぐ通っていて、澄んだ瞳を持っていて、何事にもきちんとした姿勢で取り組んで、立ち居振る舞いが綺麗で、心が穏やかで、毎日を楽しく軽やかに清く正しく美しく生きている人だと思うから。