アメリカ恋愛事情
恋人を作るとき、日本は告白というものがあるのに対して、海外は告白というものがないと聞きました。では、この人は私の恋人だ!という確信を持てるタイミングってどのような時なのでしょうか?
今回は、これによってわたしの恋愛事情がある程度ばれるのですがこの質問にお答えします!
アメリカでは、dating, talking, exclusive/official relationshipというややこしい段階がいろいろありまして、アメリカ(恋愛)生活3年目の今でもわたしにはいまいちよくわかっていませんが、わかっている範囲で説明しますね。
(1) dating
日本語ではデート。一番最初の段階です。これは、一目惚れした相手、あるいは、今までずっと友達だったけど気になっていた相手と一緒に、ふたりきりで、いつもよりは素敵なお洋服を身につけて、少しお洒落なデートっぽい場所に行ったりデートっぽいことをしてお互いのことをもっと知る時間です。
(それをぎゅぎゅっとまとめたのがこんな感じ)
このdatingというのはどちらかというと、期間というよりは回数ですね。わたしはいつも鈍感でデートということに気がつかないので経験がありませんが1回目のデートの終わりにキスがないと、脈なしなのかな〜なんて思ったりするそうです。
(2) talking
日本でいう「友達以上、恋人未満」な時期。これは、周りも薄々気づいているけど何も言わない。本人たちもわりとお互いのことが気になっていることは気づいているし、行動に示すこともあるけど、まだちゃんとお互いを恋人だと認識はしてない。だから、嫉妬から喧嘩に発展することもあるけれど他の人と関係を持っても良い。という期間です。
(3) exclusive/official relationship
恋人。「exclusive=排他的な」という言葉が示す通り、ちゃんとお互いが恋人だと本人たちも周りの友達や家族も認識しているというオフィシャルな関係です。ここまでくると日本のお付き合いとほとんど変わりませんね。唯一違うところといえば、家族ぐるみのお付き合いがすぐに始まるところくらい。祝祭日をお互いの家族と過ごしたりするのは結構初期段階から当たり前です。
この(2)と(3)の境界線が非常に曖昧でですね…。
Would you be my girlfriend/ boyfriend?(恋人になってくれる?)と聞く人もいれば、
I really really like you.(大好きだよ)とヒントを落として終わりの人もいます。
このヒントを落としたあと、公共の場で手をつないだりキスをしたり周りに恋人だとお互いのことを紹介するようになって、「あ…!」と察する場合もありますね。
まぁ大抵の人はきちんと聞いてきてくれるかと思います。
(4) "I love you"
日本語で恋人に「大好き」というのをそのまま英語に変換するとI love youだと思われがちなのですが、こっちではこの言葉、人によって違うものの、かなり重みがあります。I'm in love with youも同様。これは「unconditional love(無償の愛)」の意味も含まれていますし、この言葉を結婚を前提とした(=自分の家族と同じくらい大切な)場合にしか言わないという人もいます。後者は少し古風な考え方なので、現在の若者はもう少し気軽に言うそうですが、それでもこの言葉はかなり重いので、恋人に発展するために告白として使う言葉ではないですね。
と、ここまで説明したものの、やっぱりわたしもまだまだアメリカの恋愛文化はよくわかりません…。今は幸い「今どの時期なんだろう…」と悩む必要がない時期ですが、それでも周りのお友達に聞いたりして日々勉強しています。