冬休み読書日記
とにかく本が大好きです。
読み始めるとその本のこと以外何も考えられなくなって、とにかく、そう、貪るように読み進めて、終わったらその余韻を引きずりながら次の本へすぐに手を出してしまうくらい。
学期中はなかなか忙しく、『幸福や快楽のための趣味としての読書』ができない代わりに、自分にとって大切な本をそっと取り出してきて、読みたい部分だけなぞるように読みます。
その反動で、長期休暇になると途端に読書欲が湧いてくるので、今回の冬休みもたくさん読みました。とは言っても、前半は読みたくなる本をずっと手探りで探していたので、本格的に恒例のように読書にのめり込んだのは、ここ1週間ほどです。
というわけで、忘れないためにも、この1週間で読んだ本を羅列*
デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping? (講談社タイガ)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: 文庫
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今読み進めているのは、
つぼみ茸ムース The cream of the notes 5 (講談社文庫)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/12/15
- メディア: 文庫
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の3冊です。
直木賞候補の『蜜蜂と遠雷』と、それが好きなら、とAmazonのおすすめで見つけた『チョコレートコスモス』はもう最高に最高で…。色彩と音色がほんとうに豊かで、登場人物の感情の機微がとても繊細に描かれていて、『天才』と呼ばれる人たちがたくさん出てくることに対して、ファンになったり、憤ったり、緊張したり、感動して涙したり…。
最近ずっと森博嗣さんに夢中になっていたので、違う作家さんの文章に触れたことによって、心の中にあるプリズムがまたきらきら違った色を受けて輝き出した気がします。
Kindleストアって、ワンクリックで商品が買えるようになっているから、危ない危ない。冬休みが終わるまで、あと何冊読めるかな*