2019年4月の読書記録
こんにちは!
2019年4月はテイストの違うものを少しずつ読んだ月でした。
#2019年4月の読書記録
— Y u k a 💐 (@yukakitajima) April 15, 2019
(1) 原田マハ【楽園のカンヴァス】https://t.co/uE9E8SFix5
4月に読んで衝撃を受けた原田マハさんの違う作品。出てくる人物も設定もどことなく似ているのにも拘らず、中心となる絵画によってこんなにも引き摺り込まれる世界観が違うんだってまた衝撃だった。
#2019年4月の読書記録
— Y u k a 💐 (@yukakitajima) April 15, 2019
(2) 伊坂幸太郎【アイネクライネナハトムジーク】https://t.co/8G1Kmn0Iw9
伊坂さんの作品は人間の嫌な部分に光を当てつつも希望を持たせてくれるところが好き。この短編集もくるくると視点を変えながら普遍的な空気感が一定して漂っていた感じ。
#2019年4月の読書記録
— Y u k a 💐 (@yukakitajima) April 15, 2019
(3) 朝井リョウ【もういちど生まれる】https://t.co/U0xOIeCSX9
初めて読んだ朝井リョウさん。これは短編集。全部一通り読み終わったときに表紙の意味に初めて気づいて少し感動した。西加奈子さんの解説にもあったけれど、個人の多面性がよく表れていて万華鏡のような作品。
#2019年4月の読書記録
— Y u k a 💐 (@yukakitajima) April 15, 2019
(4) Brene Brown【Braving the Wilderness】https://t.co/Zshu2KQVQA
大好きな学者の著書で、少しずつ読み進めててようやく読み終わった。真ん中らへんは正直読まなくても良いかなって思ってちょっと飛ばしちゃった。。彼女のことを知る入門書ではないけど読み物として面白い。
#2019年4月の読書記録
— Y u k a 💐 (@yukakitajima) April 15, 2019
(5) ティファニーのテーブルマナーhttps://t.co/FATEllyOew
ティファニーブルーのカバーが綺麗な本は、本当に薄いしこれといった内容はないんだけど(わたしは母がしっかり教えてくれたからかもしれないけど)、飾っておきたくなるしときどきそっと戻ってきたくなる、かな。
#2019年4月の読書記録
— Y u k a 💐 (@yukakitajima) April 28, 2019
(6) 朝井リョウ【何者】https://t.co/HKmY4XOR83
登場人物のリアリティさが凄く、ひたひたと嫌な感じでまとわりついてくるようなそんな作品。読み物としてはとてもおもしろかった!最後のどんでん返しにもぞっとした。
月初に読んだ原田マハさんの作品に満たされすぎてしまってそれ以外がどうでもよくなっちゃったくらい、本当に本当に良い小説だった…。
暗幕のゲルニカと相通じるところは少なからずあるし、主人公の視点というのはある一点では凄く似通っているとは感じるのだけれど、作品全体の雰囲気がちゃんと取り扱われているアート作品そのものなのが凄い。
ちゃんと、鬱蒼と茂った背の高い草木や、少し暑くむっとした空気、そのなかをゆるゆると通り抜ける風、土の匂いが、小説からする。暗幕のゲルニカのときとは大きく違う。
作者も一緒だし、テーマも似ている。文体が特別変わったわけでもない。だけど、どこか、違う雰囲気が醸し出されているのは一体どうやってるんだろう。
あと朝井リョウさんの作品を初めて読みました。妙にリアルな作品たちで、ぞわぞわしたなぁ。
『桐島、部活やめるってよ』と『何者』が社会現象を起こしたのは知っていて、そのときから気にはなっていたのだけど、すこし前に話題になったこの記事を読んだのと古本屋さんに並んでいたのをきっかけに手を伸ばしたのでした。
アイネクライネナハトムジークもよかったなぁ。やっぱり伊坂さんは短編集が面白い。
先月分はこちらから